院内勉強会を開催しました。

院内勉強会を開催しました。

 

いつも皆様のつめ物やかぶせ物を作っていただいている技工所様より

「より良いかぶせ物、つめ物をご提供するには」

という内容でご講演頂きました。

 

 

 

通常、「つめもの」「かぶせもの」は以下の手順でできあがります。

まず、治療中に患者さまの歯の型をとらせて頂きます。

とった型に【石こう】を流し固めます。

その石こう模型を技工所様に出して、

患者さまの「つめもの」「かぶせもの」を作製していただきます。

 

 

型とりの材料や石こうはどんなものであれ、

必ず「膨張(ふくらむ)」や「収縮(ちぢむ)」をします。

そのため、いかにぴったりの模型ができるかが大切になります。

 

できるだけ誤差を縮め

「皆様のお口の中=石こう模型」になるように精度を高める勉強会でした。

 

皆様に快適な「つめもの」「かぶせもの」をご提供できるよう

精進してまいります。

 

親知らず

こんにちは。武蔵中原 くろかわ歯科クリニック 院長の黒川です。

北海道以外は梅雨の真最中の日本列島。

歯科には毎年この時期は親知らずむし歯の痛みを訴えて来院する方が増えます。この時期の気圧の変化、低気圧などが影響しているのですね。それでなくても雨でジメジメして気分が鬱々とするのに、たまったものではないですね。

人間の歯は基本的には上下左右7本ずつ、計28本。プラス前歯から数えて8番目の歯である親知らずの4本で、これはもともとない方もいます。

まっすぐはえてちゃんと噛みあってくれれば良いのですが、そうなるのはまれです。親知らずのはえ方は大きく分けて3つのタイプになります。

  1. まっすぐ完全にはえる
  2. ナナメを向いたり横を向いたりしながら一部だけ顔をだす
  3. 完全に埋まったままはえてこない

上記②③のような場合が引き起こす悪影響は次のようなものが挙げられます。

  • ナナメ・横向きに生えることによって隣の歯を圧迫することによる痛み
  • 一部だけはえているとケアがしにくく、親知らずや手前の歯がむし歯や歯肉炎になりやすい。
    (手前の7番目の歯がむし歯になった場合、その場所によっては治療がしにくく、大きく削ることになったり、結果的に歯を失う場合も出てきます)
  • 顎関節症を引き起こす     など…

よく「親知らずは必ず抜かなくちゃいけないの?」という質問がありますが、必ずしもそうではなく、「腫れや痛みが出た」「これから悪い影響が出てきそうだ」ということであれば抜いた方がいいでしょう。

もし運よく残せるケースであった場合は、大切な歯としてしっかりケアをしてあげましょう。将来、入れ歯のばねをかけたり、ブリッジの土台として使用したり、失ってしまった歯の代わりに移植できることもあります。

お口の中の状況は一人一人違い、さまざまなケースがあります。鏡を見て自己判断せず、ぜひ歯科医の診断を受けてくださいね。

7月の医院からのお知らせ

7月の休診日

7月1日(木)、7月7日(水)、7月14日(水)、7月22日(木)7月23日(金)、7月28日(水)

その他日曜、祝日休診

※ 7月1日(木)は院内予防矯正講習会のため休診になります。

7月の矯正診療日

午前 7月3日(土)
午後 7月9日(金)・12日(月)・17日(土)

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからもご確認いただけます。

> トップページ

どうぞよろしくお願い致します。

医院からのお知らせ

予防矯正開始予定です。

お子様のお口の癖を治し、お顔、全身の健やかな成長を促します。

近々、予防矯正トレーニングの体験会を開催する予定です。

院内勉強会を開催しました

 

フッ素洗口について院内勉強会を開催しました。

皆様もフッ素がむし歯予防に効果的であることはご存知かと思います。

 

ちなみに市販のフッ素入りの歯磨き粉ですが

1985年ではシェア12%ですが2008年ではシェア89%になっています。

 

フッ素を使用することで歯が硬くなり酸で溶けにくくなります。

フッ素入りの歯磨き粉を使うことは有効です。

 

それ以上に効果が高いのが「フッ素洗口」です。

使用後、お口に残るフッ素が

「フッ素入り歯みがき粉」 << 「フッ素洗口」

なのです。

 

お子さまのむし歯予防に是非おススメしたいアイテムです。

 

 

 

6月の医院からのお知らせ

6月の休診日

6月2日(水)・7日(月)・16日(水)24日(木)・30日(水)

その他日曜、祝日休診

6月9日(水)、6月23日(水)は、通常診療致します。

6月の矯正診療日

午前 6月5日(土)
午後 6月11日(金)・14日(月)・19日(土)

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからもご確認いただけます。

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どうぞよろしくお願い致します。

医院からのお知らせ

  • フッ素洗口院内勉強会開催
  • 予防矯正院内勉強会開催

磨いているのに磨けていない?

こんにちは。武蔵中原 くろかわ歯科クリニック 院長の黒川です。

すでに梅雨入りした地域もあり、今年も早くも折り返し地点です。道端に咲いた紫陽花の花がとてもきれいですね。

毎年6月4日はむし歯予防デーです。

毎日歯を磨く人が95%にもなる日本人。さらには1日に2回以上磨く人の割合は約7割にものぼります。それにもかかわらず、むし歯になってしまう人がまだまだ多いのはなぜなのでしょうか。

 

それは…

『歯を磨いているつもりだが、磨き残しがある』

からなんです。

 

せっかく歯磨きをしても、歯垢をしっかり取り除けていないとそこからむし歯になります。

歯ブラシでの歯磨きだけでは6割程度しか歯垢を落とせていないといわれます。一般的に磨き残しが起こりやすいのは以下のような場所です。

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯ぐきの境目
  • 奥歯の噛む面の溝(特にはえたての永久歯は溝が深い)
  • 利き手側の歯の裏側
  • 歯並びが不揃いになっているところ
  • 歯ブラシが届きづらいところ
  • 矯正器具や入れ歯のバネをかけているところ

こういった場所は、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシ等を併用することで格段に磨き残しを減らすことができます。

1日の中でも、特に夜眠る前の歯磨きをしっかり丁寧に行うようにしましょう。

 

もちろんむし歯の原因は磨き残し以外にも、日ごろの食習慣や元々の歯の質、唾液の量や質、口腔内の細菌の量など、さまざまなことが考えられます。

くろかわ歯科クリニックでは一人一人にあった歯磨きやケアの方法をご相談いただくこともできます。お気軽にスタッフにお声がけくださいね。

5月の医院からのお知らせ

5月の休診日

12日(水)・19日(水)・26日(水)

その他日曜、祝日休診

4月28日(水)は、通常診療致します。

5月の矯正診療日

午前 8日(土)
午後 14日(金)・17日(月)・22日(土)

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからもご確認いただけます。

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どうぞよろしくお願い致します。

大人のむし歯「二次むし歯」とは?


こんにちは。武蔵中原 くろかわ歯科クリニック 院長の黒川です。

日中はだいぶ暖かくなり、窓を開けていると気持ちいい風が入ってくるようになりましたね。

大人が歯を失う原因の7割を占めているのが「歯周病」と「むし歯」です。

子供の頃むし歯で通院したことがある人は多いと思いますが、大人になってからのむし歯は昔治療をしたところが再度むし歯になってしまう二次むし歯」が多くなります。

二次むし歯とはどういうものか簡単に説明すると…

一度むし歯治療を受けた歯は大きく削られ、弱く細菌感染しやすい象牙質が露出しています。

そこに補綴物(つめものやかぶせもの)を装着して保護しているのですが、実はこの補綴物は永久的にむし歯から守ってくれるものではありません

  1. 補綴物と歯のわずかな隙間から細菌が入り込む
  2. 接着しているセメントが年月を経て溶け出して隙間ができる
  3. 補綴物自体の経年劣化

などの理由でまたむし歯になってしまうことがあります。これが「二次むし歯」です。

(特に保険適用で作成した補綴物の場合これらが起きやすくなります。)

では、子供の頃は「削ってつめる」で済んだむし歯が大人になるとどうして「歯を失う」ことになってしまうのでしょうか?

それは「二次むし歯である」ということに原因があります。

一度大きく削られているところに再度治療をするため、今度は神経まで達したむし歯になってしまっていることが多く、抜歯せざるを得ないことが多くなってしまうのです。


二次むし歯にさせないためには…

  • 毎日歯みがきやフロスなどでしっかりセルフケアをしましょう

歯と補綴物の間に歯垢(細菌)を残さないように!

  • 二次むし歯になりにくい補綴物を選びましょう

プラスチックや銀歯の補綴物は保険治療が適用され、安価で済むことが利点ですが、その反面、隙間ができるなどの劣化が起きやすく、また歯垢がつきやすい素材です。

自費診療にはなりますが、セラミックなど隙間が出来にくく、歯垢がつきにくい素材もありますので、検討してみることもおすすめです。

  • 定期検診を受ける

二次むし歯は補綴物の下に隠れて見つけづらいもの。歯科医院で定期検診を受け、歯石やバイオフィルムなどの汚れを取り除くケアを受けるようにしましょう。

4月の医院からのお知らせ

休診日

4月7日()・14日(水)・21日(水)
その他日曜、祝日休診

4月28日(水)は、通常診療致します。

矯正診療日

4月3日(土)AM、4月9日(金)PM、4月12日(月)PM、4月17日(土)PM

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからもご確認いただけます。

トップページはこちらから。

どうぞよろしくお願い致します。

医院からのお知らせ

<お子さまのむし歯ゼロの取り組みを強化します。>

お子様がむし歯ゼロを達成するためには

①まずは3歳までに虫歯を作らない
歯が生えてきたら受診し、フッ素を塗る

②自宅でもフッ素を使用する
フッ素歯磨剤ではなく、フッ素洗口を!
うがいができないお子さまはフッ素ジェルを塗る。

③3カ月おきに高濃度フッ素を歯科医院で塗ること

まずはフッ素が一番効果的です

その他気を付けていただく事は

  • 飲食回数に気を付ける
    3歳まで1日5回 時間を決める
    3歳から1日4回 時間を決める

  • 仕上げ磨き
    9歳ころまで磨きましょう

 

歯の着色汚れ

こんにちは。武蔵中原 くろかわ歯科クリニック 院長の黒川です。

各地で桜の開花宣言が進み、日本列島がピンク色に染まる季節が始まりました。

今年は例年より早い開花のようです。コロナ禍ではありますが、感染防止のルールを守りつつ、少しでも桜を楽しめたらいいですね。

今はマスクで隠されている口元ですが、マスクを外してふと見る鏡の中の自分の歯の色が気になっている…という方はいませんか?

日本人は欧米人と比べてエナメル質(半透明)が薄く、その下にある象牙質の色(淡い黄色)が透けて見えやすいことから、黄ばんで見えやすい傾向があります。

日本人の平均的な歯の色は「A3~A3.5」、欧米人は「A2~A3」であると言われます。
また、もともとの歯の色とは別に、食品などによる着色汚れによるものもあります。

着色しやすい食品の一例

カレー、ソース、ケチャップ(トマトソース)、コーヒー、ポリフェノールを含むもの(紅茶、赤ワイン、チョコレート、ベリー類等)、緑茶、着色料を使用した食品、たばこ など

でも、着色が嫌だからといって、好物をガマンするなんてさみしいですよね。着色を防ぐちょっとしたコツをお伝えします。

  • 飲食前にまず水でお口の中を潤す。(口腔内が乾いた状態だと着色しやすい)
  • 飲み物はストローで飲む。
  • 摂取後、早めに口をゆすいだり、水を飲む。
  • 研磨剤の少ない歯磨き粉を使用する。(歯の表面に傷があるとそこから着色します)

たばこはお口のなかはもちろん身体にとって良いことは何もありません。できれば禁煙をおすすめします。

着色は初めのうちは「表面の汚れ」ですが、放っておくと徐々に内部に浸透していきます。

歯の汚れを取る一番の方法は歯科でのクリーニングです。そもそも汚れの付着を予防する効果もありますので、定期的にお越しくださいね。