フッ素って本当に必要?お子様の歯を守るフッ素の効果と正しい活用法

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こんにちは。神奈川県川崎市中原区・武蔵中原の「くろかわ歯科クリニック」です。

当院では「楽しく通ってむし歯ゼロ」を目指しお子様の健やかな健康をサポートしております。

そのために重要に考えているのは「フッ素」の活用です。

「フッ素って体に害はないの?」「フッ素塗布って必要?」
お子様の歯の健康を気遣う親御様の中には、フッ素の役割について不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、小児歯科でよく行われる「フッ素塗布」の効果や利点、そして正しい活用方法について、わかりやすくご紹介します。


フッ素ってなに?小児歯科での基本知識

フッ素とは、自然界にも存在する元素のひとつで、歯のエナメル質を強くし、むし歯の予防に高い効果があります。
日本では多くの小児歯科で、安全性の高い濃度のフッ素を定期的に塗布する処置が行われています。

フッ素の主な働き

  • 歯質の強化:エナメル質を強くし、むし歯菌の酸に負けにくい歯に
  • 再石灰化の促進:初期むし歯を自然に修復する働きを助ける
  • むし歯菌の活動を抑制:プラーク中の細菌の働きを弱め、むし歯の進行を防ぐ

フッ素の「利点」と「注意点」

フッ素の利点

  • むし歯リスクが高い乳歯や生えたての永久歯を守る
  • 矯正中のお子様や口呼吸傾向のお子様にも有効
  • 痛みを伴わず短時間で処置が完了
  • 乳幼児からでも安全に使用可能(適切な濃度と頻度で)

フッ素の注意点

  • 過剰摂取は避ける必要あり(とくにフッ素サプリや飲用水との併用)
  • 自宅での使用は歯科医師や歯科衛生士の指導のもとで

くろかわ歯科クリニックでは、年齢やお口の状態に合わせて最適な濃度のフッ素を選び、安心・安全に塗布しています。


効果的なフッ素塗布のタイミングと頻度

医院でのフッ素塗布は3ヶ月ごとの高濃度ジェルを塗布し(濃度は年齢による)、ご家庭でのフッ素は毎日寝る前のフッ素洗口を推奨しております。

フッ素塗布の目安

  • 1歳ごろからスタート可能
  • 3〜4ヶ月に1回程度の塗布が理想的
  • 家庭でのフッ素入り歯みがき粉の使用と併用するとさらに効果的

また、口呼吸のあるお子様は、口腔内が乾燥しやすくむし歯や口臭のリスクが高まるため、特にフッ素ケアが重要です。


当院の小児フッ素ケアの特長【くろかわ歯科クリニック】

くろかわ歯科クリニックでは、次のような特長で「楽しく通ってむし歯ゼロ!」をサポートしております。

  ・3ヶ月毎の定期検診時に、高濃度フッ素ジェルを塗布

  ・3歳以上=うがいができるお子様はご自宅でのフッ素洗口(歯磨き粉より効果あり!)

  ・フッ素洗口には「オラブリス」を推奨

オラブリスは1ヶ月分たったの300円!濃度の調整も可能!

  ・6歳臼歯が生えてから3年間のフッ素塗布

「初めての方でも安心」してご利用いただけるよう、通いやすい環境とともに、丁寧な説明とサポートを心がけています。


よくあるご質問(FAQ)

Q1. フッ素塗布は何歳からできますか?

  1. 当院では1歳前後から対応可能です。歯が生え始めたらむし歯予防を意識しましょう。

Q2. フッ素を使いすぎると体に悪いのでは?

  1. 適切な濃度・量を守れば安全です。当院では厚生労働省が定めたガイドラインに準拠した処置を行っています。

Q3. 家庭ではどうすればいいですか?

  1. フッ素洗口を毎日の習慣にしてみてください、歯磨き粉よりも効果が高いです。歯磨き粉やフッ素ジェルの使用量や選び方については当院でアドバイスいたします。

まとめ:大切なお子様の歯を守る第一歩として、フッ素塗布を始めましょう

むし歯になりやすいお子様の歯にとって、フッ素は頼れる予防ケアです。
くろかわ歯科クリニックでは、小児歯科に特化した優しい診療とフッ素ケアで、親御様と一緒にお子様のお口の健康をサポートします。

「まだむし歯はないけど、予防として始めたい」
「フッ素のこと、もっと詳しく知りたい」
そんな親御様は、ぜひお気軽にご相談ください。


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