お知らせ

セミナーに行ってまいりました

セミナーに参加してまいりました。

 

議題は「一般歯科における根管治療」です。

根管治療とは「歯の根っこ」の治療のことです。

歯の根って?と思われる方も多いと思います。

歯茎の中の歯槽骨のいう骨の中に埋まっている部分のことを言います。

 

歯は歯茎に植わっていると思われている方も多いのですが実は骨の中に植わっていて

見えない部分の方が大きかったりします。

虫歯が大きいと歯の神経にまで届いてしまうのですが

その時は神経を取る治療になります。

これが根管治療です。

 

 

神経を取るといっても根っこの形は非常に複雑で

文字どおり木の根っこのように細かな枝葉が分かれています。

 

 ファイルと呼ばれる専用の器具で根の中の掃除をしていきます。

ですからどうしても回数の掛かる治療になってきます。

神経を取ったら治療はおしまいと思われている方もいらっしゃいますが、

根の治療が完了するまでは中断せずに通院していただきたいと思います。

 

 

位相差顕微鏡導入しました。

動画で口腔内細菌を調べられます。

 

6月は虫歯予防月間です。

 

院長講習会

「患者様のニーズに応える補綴臨床を目指して」

「一般開業医のための根管治療」

舌のベストポジション

院長の黒川です。 

 

今年も湿気たっぷりの梅雨の季節がやってまいりました。

 

皆様は梅雨の時期のお天気コーナーで

『湿舌(しつぜつ)』という言葉を聞いたことがありますか?

 

この舌のような曲線である「湿舌」が天気図状に現れると、大雨に注意が必要だそうですよ。

お口に関する言葉がお天気用語にもあるなんて面白いですね。

 

さて、皆様は『舌』にも正しい位置があるというのはご存じでしょうか。

 

舌の位置なんて気にしたこともない・・というのが本当のところかと思いますが、

舌の位置が正しくないと歯にも様々なトラブルが起こることがあります。

 

ここで舌の理想的な置き場所がどこか確かめてみましょう。

 

まず、口を閉じている時に舌全体が上顎の凹んだ部分にくっついて収まり、

舌先が上の前歯についていないこと。

そのかたちが舌のベストポジションです。

 

例えば上顎に舌がついていなかったり、舌の位置が低く下の前歯に

ついてしまっていたりすると歯並びが悪くなる原因になります。

 

また、歯と歯の間に舌があると開口(かいこう)という前歯が

噛み合わなくなる状態になることがあります。

 

このように、舌のポジションが悪いと知らないうちにお口のトラブルが

発生してしまうおそれがあります。

舌の位置は歯並びにとってとても重要なんですね。

 

今まで気にしていなかったという方も、この機会に舌の正しい置き場所を

少し意識をしてみてはいかがでしょうか。

 

お口の細菌を見る装置を導入しました

 

お口にはさまざまな種類の細菌がいます。

 

虫歯の原因になるもの、歯周病の原因になるもの、口臭の原因になるもの・・・

これらの細菌を見る顕微鏡があります。

位相差顕微鏡」といいます。

 

「ちゃんと歯は磨いているのに虫歯になっちゃうな・・」

「しっかり磨いているつもりだけど歯茎が腫れちゃうな・・」

このような疑問を持たれることはありませんか?

 

そんな場合にはお口の中にばい菌の数や種類が多いことも考えられます。

この顕微鏡を使うとそのような疑問解消の参考になります。

ばい菌の動きを動画で見ることができます。

 

ご自身のお口の中の状態にご興味を持たれている方はぜひお声掛けください。

 

 

セミナーに参加してまいりました

5月14日に勉強会に参加してきました。

議題は「患者様のニーズに応える歯科治療を目指して」です。

患者さんのニーズの中で大切なものの一つが「よく噛める」こと。

それが健康寿命を延ばすことにもつながります。

よく噛める治療がご提供できるよう日々研鑽していきたいと思います。

こどもの日

5月5日はこどもの日ですね。

待合室にも飾りつけをしてみました。

よろしければ是非ご覧ください。

 

 

 

 



キッズコーナーおもちゃ

キッズコーナーのおもちゃが新しくなりました。

診療の合間にどうぞご利用ください!

コイの秘密兵器

院長の黒川です。

 

新緑の、青葉が目に眩しいこの頃、

お家のベランダや庭、渓谷にも大小様々な鯉のぼりが元気に泳いでいますね。

 

鯉は昔、「鯉が滝をのぼり、竜となって天に登った」という

言い伝えがあり、男の子には出世して立派になってほしいという願いや

意味が込められ、端午の節句に飾られるようになったと言われている

縁起の良い生き物です。

 

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は

見えません。

 

実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出される

仕組みになっているのです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは

間違いで、ちゃんと秘密兵器を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

院長 黒川