他人事じゃない。歯周病

自分の歯周病の程度は他人より進んでる?

歯周病は日本では成人の8割がかかっていると言われています。歯周病は進行性の病気ですので、一度かかるとだんだんと進行していきます。

歯周病の人は、自分の歯周病はひどい方なのかどうか気になることでしょう。年齢別の平均的な歯周病の進行度合いはどのくらいか、見ていきましょう。

年齢別歯周病の進行度合い

歯周病の進行度は歯周ポケットで診断していきます。

進行度は歯周ポケットに応じて、軽度(4ミリ未満)、中等度(4ミリ以上〜6ミリ未満)、重度(6ミリ以上)に分けられます。

厚生労働省が2016年に行った調査によると、年齢別の進行度は次のような結果となっています。

以上のような変化により、40歳を過ぎるとだんだんと歯を1本、2本・・と失う人が増え始めます。しかし、このような変化は急に起こるわけではなく、実は若い頃から起こっていて、蓄積した結果でそうなっているのです。若いうちから家庭と歯科医院でのお口のケアをしっかりと行うことで、ずっと健康な歯を保つことは十分可能です。お口の健康にも気をつけていきましょう!